2014・3をもってうまれそだったほっかいどうをはなれたにゃっかるさんのすてきなゆめのまちとうきょうらいふ。
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iPhone5のLTE対応で実質値上げされたのに、LTE対応エリア外に住む人たちが不憫すぎる件
をみて、実は自分も懸念していたことだったので改めて関心を持ちました。
LTEに対応したiPhone5を発売するKDDIおよびソフトバンクですが、いずれもiPhone5を皮切りにLTEサービス開始。つまり、未だに誰もどっちがつながるか?なんて予想ができない状況。
しかも、サービス開始当初の対応エリアも両社とも不透明なままです。そこで札幌市在住のにゃっかるが、北海道でのLTE拡大について予測を書いてみることにする。
エリアについて現時点でわかっている情報は、
【KDDI】
auの次世代高速通信サービス「4G LTE」の提供開始について
【ソフトバンク】
「SoftBank 4G LTE」の提供開始について ~9月21日、2.1GHz帯でFDD-LTEがスタート!~
北海道札幌市あたりのSoftbank 4G LTEのサービスエリア(2013年3月末まで)
KDDIはサービス開始当初から政令指定都市を中心に全国主要エリアをカバーすると言っているのに対し、ソフトバンクは今年度末に政令指定都市で100%を目指すと言っている。この言い方の違いに注目してほしい。
もう一つ注目したいのは、人口カバー率の計算の仕方。プレスリリースにも書いてあるように、KDDIは「全国を500m四方単位に区分けしたメッシュのうち、当社サービスエリアに該当するメッシュに含まれる人口の総人口に対する割合」であり、ソフトバンクは「政令指定都市人口カバー率は、全国政令指定都市の市役所および特別区(東京23区)の区役所が所在する地点における通信が可能か否か」と書いてある。
わかりやすく言えば、KDDIはある範囲内に住んでいる総人口のうち何人をカバーできているか?という計算の仕方をしているが、ソフトバンクは役所・役場の付近でつながれば基本的にはその市町村をカバーしたという計算をしている。KDDIに比べると、ソフトバンクの人口カバー率の計算精度はかなり大雑把な印象だ。読み替えると3月末の時点で、ソフトバンクは全国のすべての市町村役場付近は確実にカバーすると言っているという事になるが、KDDIは500平方メートル位のエリア単位での人口カバー率96%を公言している。これはだいぶ言っている事の意味が違うと思う。
それから、ソフトバンクは4G LTEについてのエリアも公表している。ぱっと見た感じは、北海道も主要都市の多くがLTEに対応しているように見えるが…これも今年度末までのエリアと書いてある。つまり、サービス開始当初からこんなにあちこち対応しているわけではないのだ。
そこでiPhone5をこれから買おうと思っている北海道の人達は、自然とこのような疑問が湧いてくるであろう。
「あれ?今iPhone5買って、住んでる所がLTEエリアじゃなかったら使えなかったりしないの?(´・ω・`)」
これについては、3GとLTEの間で異世代間ハンドオーバーが起こるため、LTEで接続できないエリアに入ると自動的に3Gに切り替わり、通信を確保してくれるようになっている。
この点では、LTEにしたからと言って、iPhoneで通信が全くできなくなるという心配はあまりない。せいぜい、LTEのスピードの恩恵が受けられない程度の話。
現時点ではLTEにあまり期待する事なく、純粋にiPhone5が欲しいかどうかで決めるといいのではないだろうか?
しかし、どちらのキャリアもこのあたりのリスクをちゃんと説明していないように思える。おそらく、多くの人達は「LTEがすぐに自分が住んでいる地域でも使える」と思っているに違いないです。これは後々説明不十分で訴訟ということもありうるだろう。
KDDIはパケット通信料はキャンペーン価格で5460円と据え置いたが、ソフトバンクはこれまでの4410円から1050円値上げをして5460円である。ソフトバンクユーザーにしてみれば、iPhone5を買う時点で1050円も毎月の維持費が高くなるのに、LTEが使えなかったら目も当てられない(3Gのほうが安いんだから、4410円で3G使わせろ!)って人は必ず現れると思う。
さて、ここからは北海道のエリア拡大の見込みを少し考えてみたい。
をみて、実は自分も懸念していたことだったので改めて関心を持ちました。
LTEに対応したiPhone5を発売するKDDIおよびソフトバンクですが、いずれもiPhone5を皮切りにLTEサービス開始。つまり、未だに誰もどっちがつながるか?なんて予想ができない状況。
しかも、サービス開始当初の対応エリアも両社とも不透明なままです。そこで札幌市在住のにゃっかるが、北海道でのLTE拡大について予測を書いてみることにする。
エリアについて現時点でわかっている情報は、
【KDDI】
auの次世代高速通信サービス「4G LTE」の提供開始について
(引用)LTE対応エリアは、サービス開始当初から東京23区、および政令指定都市を中心に全国主要エリアをカバーし、その後も順次拡大していきます。(2013年3月末 実人口カバー率 約96% (注4))
注4) 全国を500m四方単位に区分けしたメッシュのうち、当社サービスエリアに該当するメッシュに含まれる人口の総人口に対する割合です。
【ソフトバンク】
「SoftBank 4G LTE」の提供開始について ~9月21日、2.1GHz帯でFDD-LTEがスタート!~
FDD-LTEのサービスエリアは、2012年度末に政令指定都市100%※2カバーを目指し、「SoftBank 4G LTE」のブランド名で提供します。
※2政令指定都市人口カバー率は、全国政令指定都市の市役所および特別区(東京23区)の区役所が所在する地点における通信が可能か否かをもとに算出しています。
北海道札幌市あたりのSoftbank 4G LTEのサービスエリア(2013年3月末まで)
KDDIはサービス開始当初から政令指定都市を中心に全国主要エリアをカバーすると言っているのに対し、ソフトバンクは今年度末に政令指定都市で100%を目指すと言っている。この言い方の違いに注目してほしい。
もう一つ注目したいのは、人口カバー率の計算の仕方。プレスリリースにも書いてあるように、KDDIは「全国を500m四方単位に区分けしたメッシュのうち、当社サービスエリアに該当するメッシュに含まれる人口の総人口に対する割合」であり、ソフトバンクは「政令指定都市人口カバー率は、全国政令指定都市の市役所および特別区(東京23区)の区役所が所在する地点における通信が可能か否か」と書いてある。
わかりやすく言えば、KDDIはある範囲内に住んでいる総人口のうち何人をカバーできているか?という計算の仕方をしているが、ソフトバンクは役所・役場の付近でつながれば基本的にはその市町村をカバーしたという計算をしている。KDDIに比べると、ソフトバンクの人口カバー率の計算精度はかなり大雑把な印象だ。読み替えると3月末の時点で、ソフトバンクは全国のすべての市町村役場付近は確実にカバーすると言っているという事になるが、KDDIは500平方メートル位のエリア単位での人口カバー率96%を公言している。これはだいぶ言っている事の意味が違うと思う。
それから、ソフトバンクは4G LTEについてのエリアも公表している。ぱっと見た感じは、北海道も主要都市の多くがLTEに対応しているように見えるが…これも今年度末までのエリアと書いてある。つまり、サービス開始当初からこんなにあちこち対応しているわけではないのだ。
そこでiPhone5をこれから買おうと思っている北海道の人達は、自然とこのような疑問が湧いてくるであろう。
「あれ?今iPhone5買って、住んでる所がLTEエリアじゃなかったら使えなかったりしないの?(´・ω・`)」
これについては、3GとLTEの間で異世代間ハンドオーバーが起こるため、LTEで接続できないエリアに入ると自動的に3Gに切り替わり、通信を確保してくれるようになっている。
この点では、LTEにしたからと言って、iPhoneで通信が全くできなくなるという心配はあまりない。せいぜい、LTEのスピードの恩恵が受けられない程度の話。
現時点ではLTEにあまり期待する事なく、純粋にiPhone5が欲しいかどうかで決めるといいのではないだろうか?
しかし、どちらのキャリアもこのあたりのリスクをちゃんと説明していないように思える。おそらく、多くの人達は「LTEがすぐに自分が住んでいる地域でも使える」と思っているに違いないです。これは後々説明不十分で訴訟ということもありうるだろう。
KDDIはパケット通信料はキャンペーン価格で5460円と据え置いたが、ソフトバンクはこれまでの4410円から1050円値上げをして5460円である。ソフトバンクユーザーにしてみれば、iPhone5を買う時点で1050円も毎月の維持費が高くなるのに、LTEが使えなかったら目も当てられない(3Gのほうが安いんだから、4410円で3G使わせろ!)って人は必ず現れると思う。
さて、ここからは北海道のエリア拡大の見込みを少し考えてみたい。
現在、札幌市でLTEが使えるキャリアは、NTT DOCOMOとイー・モバイルである。
9月21日以降は、札幌でも随時KDDIとソフトバンクのLTEもつながるようになるのではないかと期待している所です。
では、北海道がどうか?という事を考える前に、電波の特性について知っておいていただけるとありがたい。
電波の話は長くなりそうだし、知ってる人は知ってる話だから「プラチナバンドって言いすぎていて、プラチナむかつく!」という別な記事にまとめましたので、読んでいただければと。
さて、LTEは現在のところ、
NTT DOCOMO Xi : 2GHz帯
イー・モバイル LTE:1.7GHz帯
KDDI 4G LTE : 2GHz帯、1.5GHz帯、800MHz
Softbank 4G LTE : 2GHz帯
となっている。実はプラチナバンドを使ったLTEを日本で真っ先に開始するのは意外にもdocomoではなく、KDDIだったりします。(docomoも2012年度末位からmova停波で空いた800MHzをつかってXiをサービス開始するようです…)
ただし、iPhone5は日本では2GHz帯しかサポートしていません。つまり、iPhone5は仕様上、プラチナバンドを使ったLTEの恩恵を受けることができません。
波の回折という観点では周波数が高くなり波長が短くなると回り込みにくくなるため、2GHz帯のLTEは建物の中へは入り込みにくいのである。
ここで、北海道の話。北海道はでっかいどうです(寒)道路も広く建物と建物の間も中々ゆったりしております。そして、道東や道央圏は平野が多く、北海道の人口の大半は平野部に居住しています。
そういった意味では、本州に比べるともしかすると周波数帯が高くても電波が通りやすい土地柄だと言えるかもしれませんが…
実際、ソフトバンクも札幌の中心部とかに住んでると意外とつながる気がするんですよ。(地下やトンネルなどの土木構造物、ビルなどの建物の中だとちょっと弱いところもありますが…)しかし、外にいて繋がらないという体験は実はあまりしたことがないです。(少なくとも自分が行動する範囲では…)
そういう意味では、iPhone5が非プラチナバンドのLTEでも、案外どうにかなるんじゃないかと楽観しています。
さて、平野部での電波の繋がりやすさに少しばかりの期待を持てた(?)ところで、重要なのは基地局整備計画ですね。今回はiPhone5に着目しての話にしたいと思ったのですが、参考までにDOCOMOやイー・モバイルのエリアの広がり方も見て行きましょう。
NTT DOCOMOは、2010年末にLTEサービスを開始しました。それから約半年後の2011年7月1日から札幌市の一部でサービスが開始されました。2012年3月末に政令指定都市の人口カバー率が100%になりました。つまり、NTT DOCOMOはLTEをすべての政令指定都市に通すまでに1年3ヶ月位かかったということになります。ただし、NTT DOCOMOのLTEサービスは混雑緩和を念頭に人口密集地の都市部を集中的に整備してきたようなきらいがあるようだ。
一方イー・モバイルは、2012年3月15日よりLTEサービスを開始しましたが、早い段階で札幌市でもサービス開始され、半年後の今は札幌市の中心部はほぼエリア内に入っていますので、かなり早い段階で普及しているみたいです。
さて、KDDIとソフトバンクは今週金曜日からのサービスインになりますが…サービス開始時点で政令指定都市の札幌市はどうなんでしょうね?KDDIは3つの周波数帯で同時並行に整備していくというお話ですが、2GHz帯については当面はiPhone専用の周波数帯らしいのでスピード出るかも??とか淡く期待しています。
やはりソフトバンクがKDDIより3年早くiPhoneを売りだしたこともあり、圧倒的にソフトバンクiPhoneが多いので、まだiPhoneユーザーの少なめなKDDI回線&実質的にiPhone専用な2GHz帯LTEでウマウマしたいなーとか思ってMNPしたとかしないとか(^ω^)
9月21日以降は、札幌でも随時KDDIとソフトバンクのLTEもつながるようになるのではないかと期待している所です。
では、北海道がどうか?という事を考える前に、電波の特性について知っておいていただけるとありがたい。
電波の話は長くなりそうだし、知ってる人は知ってる話だから「プラチナバンドって言いすぎていて、プラチナむかつく!」という別な記事にまとめましたので、読んでいただければと。
さて、LTEは現在のところ、
NTT DOCOMO Xi : 2GHz帯
イー・モバイル LTE:1.7GHz帯
KDDI 4G LTE : 2GHz帯、1.5GHz帯、800MHz
Softbank 4G LTE : 2GHz帯
となっている。実はプラチナバンドを使ったLTEを日本で真っ先に開始するのは意外にもdocomoではなく、KDDIだったりします。(docomoも2012年度末位からmova停波で空いた800MHzをつかってXiをサービス開始するようです…)
ただし、iPhone5は日本では2GHz帯しかサポートしていません。つまり、iPhone5は仕様上、プラチナバンドを使ったLTEの恩恵を受けることができません。
波の回折という観点では周波数が高くなり波長が短くなると回り込みにくくなるため、2GHz帯のLTEは建物の中へは入り込みにくいのである。
ここで、北海道の話。北海道はでっかいどうです(寒)道路も広く建物と建物の間も中々ゆったりしております。そして、道東や道央圏は平野が多く、北海道の人口の大半は平野部に居住しています。
そういった意味では、本州に比べるともしかすると周波数帯が高くても電波が通りやすい土地柄だと言えるかもしれませんが…
実際、ソフトバンクも札幌の中心部とかに住んでると意外とつながる気がするんですよ。(地下やトンネルなどの土木構造物、ビルなどの建物の中だとちょっと弱いところもありますが…)しかし、外にいて繋がらないという体験は実はあまりしたことがないです。(少なくとも自分が行動する範囲では…)
そういう意味では、iPhone5が非プラチナバンドのLTEでも、案外どうにかなるんじゃないかと楽観しています。
さて、平野部での電波の繋がりやすさに少しばかりの期待を持てた(?)ところで、重要なのは基地局整備計画ですね。今回はiPhone5に着目しての話にしたいと思ったのですが、参考までにDOCOMOやイー・モバイルのエリアの広がり方も見て行きましょう。
NTT DOCOMOは、2010年末にLTEサービスを開始しました。それから約半年後の2011年7月1日から札幌市の一部でサービスが開始されました。2012年3月末に政令指定都市の人口カバー率が100%になりました。つまり、NTT DOCOMOはLTEをすべての政令指定都市に通すまでに1年3ヶ月位かかったということになります。ただし、NTT DOCOMOのLTEサービスは混雑緩和を念頭に人口密集地の都市部を集中的に整備してきたようなきらいがあるようだ。
一方イー・モバイルは、2012年3月15日よりLTEサービスを開始しましたが、早い段階で札幌市でもサービス開始され、半年後の今は札幌市の中心部はほぼエリア内に入っていますので、かなり早い段階で普及しているみたいです。
さて、KDDIとソフトバンクは今週金曜日からのサービスインになりますが…サービス開始時点で政令指定都市の札幌市はどうなんでしょうね?KDDIは3つの周波数帯で同時並行に整備していくというお話ですが、2GHz帯については当面はiPhone専用の周波数帯らしいのでスピード出るかも??とか淡く期待しています。
やはりソフトバンクがKDDIより3年早くiPhoneを売りだしたこともあり、圧倒的にソフトバンクiPhoneが多いので、まだiPhoneユーザーの少なめなKDDI回線&実質的にiPhone専用な2GHz帯LTEでウマウマしたいなーとか思ってMNPしたとかしないとか(^ω^)
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