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2014・3をもってうまれそだったほっかいどうをはなれたにゃっかるさんのすてきなゆめのまちとうきょうらいふ。
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「プラチナバンド」だからよく繋がる等と最近言われていますが・・・

プラチナバンドってそもそもなんですか?という事を整理しましょう。電波は漢字に「波」と入っている通り、波なんです。波とは、光波、電波(電磁波)、音波、海の波いろいろとありますが、あの波と同じような性質を持ちます。

波は基本的に直進する性質を持ちますが、障害物にぶつかると、回りこむという性質があります。(これを波の回折といいます)高校で物理を選択したことがある人ならちょっと聞き覚えがある単語かなーと思います。

波の回折についてはこのあたりでアニメーション付きで詳しく書いてありましたので、初めて聞く方でもこれを見ていただければ…。

ところで波の回折は、波長が長いほどよく回りこむという性質があります。つまりプラチナバンドというのは、波の回折の観点で行けば「波長が長い電波」といえるのです。波長が長いと回りこむことはお分かりいただけたと思いますが、ではなぜ周波数が小さいと波長が長くなるのか?という事を次に理解する必要があります。


波のイメージを紙の上で図示すると、だいたい山と谷を上下するような感じをイメージしやすいのではないかなと思います。この時、波長というのは、ある山とその次の山の間の距離を言います。周波数とは1秒間に何回波が上下するかということです。つまり、周波数が高いというのは山登りと谷下りをものすごい速さで繰り返しているということになります。そうすると山と山の間の距離が短くなりますね。

これを言い換えると、周波数の高い波は波長が短くなる、周波数の低い波は波長が長くなるということになります。

プラチナバンドとは、700MHz〜900MHz位の周波数を持つUHFの電波のことである。非プラチナバンドとは、1000MHzを超えるUHFの電波のことである。例えば、ソフトバンクで最も普及している使っている2100MHzとプラチナバンドでは、2〜3倍位周波数の高さが違います。つまり、プラチナバンドというのは波長が長い電波だと言えます。

ここで、先ほどの波の回折の話を思い出して下さい。波は波長が長いほうが良く回りこむのでしたね?ここで、障害物を建物や山と考えて下さい。

もうおわかりですね?プラチナバンドがよく繋がると言われる理由が…

他にも電波の吸収性の話(障害物にぶつかった時に吸収されるか、反射するかという話)もかなり関係しますが、ここでそれを詳しく語る事は本意じゃないので、あとはぐぐるなり、物理の教科書を引っ張りだしてみて欲しい。
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