iPhoneが世界に与えた影響を振り返る

スティーブ・ジョブズ逝去から今日で１年になりますが、久々にiPhoneを発表したときのジョブズの映像を見返してみることにした。



このプレゼン好きなんですよね。林檎信者乙って言われそうだけど、見ていてこんなにワクワクできて、オーディエンスから大きな歓声を引き出せるプレゼンなんてないですよ。

ジョブスはプレゼンの中で、

「大きなスクリーン＆タッチコントロールのiPod」
「革新的な携帯電話」
「画期的なインターネット通信端末」

の３つを発表するとし、それは１つの端末「iPhone」として提供されると発表した。

僕はこのプレゼンを初めて見たとき、すごく感動しました。同時にすごくiPhoneが欲しくなりました。僕がスマートフォンに感じていた不満をジョブズは見事に指摘し、それを驚くべき方法で解決した。残念ながら初代iPhoneはGSM/EDGE（２G）のみの対応であり、日本の2G通信規格とは違うものだったので日本では発売なし・・・

そして2007年のこのプレゼン＆iPhone発売以降、みるみるうちに携帯電話のメインストリームがマルチタッチパネルのスマートフォンになってしまった。

スマートフォン自体はiPhone以前からあったし、僕もWindowsMobile5搭載のW-ZERO3シリーズを使っていたけど、ハードウェアボタンを取り除き、大きなスクリーンを搭載したマルチタッチパネルのスマートフォンになってしまった。

訴訟で色々と揉めていますが、それだけこの大きなスクリーン＋マルチタッチパネル＋スマートフォンというアイディアは携帯電話にとってイノベーティブなアイディアだったと言えるのだと思います。