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2014・3をもってうまれそだったほっかいどうをはなれたにゃっかるさんのすてきなゆめのまちとうきょうらいふ。
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まあ…ぶっちゃけるとにゃっかるはその昔メイド喫茶などを点々としながら、
その魅力を伝えるような活動をしていたのですよ.今とは違う名前で.

まあ色々思うところがありまして…僕はその活動を一切やめてしまいました.
別にそこに情熱がなくなったわけじゃなくて,僕みたいなひとはもう要らない.
これからの人達に任せようって…そんな前向きな引退だったんです.

当時を知る人達からは「ご隠居」と呼ばれ,まあヒッソリと今はTwitterに張り付いているだけのネット廃人と化しています.

それからは…あまり積極的に追いかけることもせず,たまに気が向いたら行ってみる程度だったりね.名前を変えて今は「にゃっかる」と名乗っているのも,新しいことを始めようという気持ちの整理をつけるためだったのかなって.

4年の月日が流れ,当時はかなりの事情通だった僕も,今では正直どこになにがあるかもわからないくらいの素人になりました.そんなど素人がかく語りき.

最近はメイド喫茶というくくりではなく,コンセプトカフェというスタイルが非常に発展してきました.

僕が2008年頃,引退する少し前には既に関東や中部,関西などではその潮流があって,コンセプトカフェが次々にオープンしていた時代がありました.まさに今の札幌がそうなんだと思います.

僕はその昔,道内のメイド喫茶を紹介しながらも,道外にある地元にはないタイプのメイド喫茶も多数紹介していました.その中でも,僕は正統派と言われるジャンルを好み,その中でも特にクラシックスタイルという分類を好みました.それはイギリスやドイツなどの近世,実際にメイドという労働階級が実際にあった頃の話.そんな時代背景や設定などをコンセプトとしたものです.

もちろん,その時代背景をそっくりそのままコンセプト化すると…色々とそぐわない所があるため,ある程度は設定を脚色しなければ,コンセプトカフェとして落としこむことはできないのですが…それでもそれを踏襲しているだけで中々良い感じになります.

前置きはこれくらいにして・・・

僕がこの9年間ずっと夢見てきたこと・・・ それはこの札幌の地で正統派でクラシックスタイルのメイド喫茶ができて,そこに僕が客として行ける日がくることでした.

そして,最近になり・・・その本懐が遂げられました.



その本懐はメイド喫茶LIR(http://nanos.jp/cafelir/)にありました.

僕が隠居する頃,札幌の正統派はもう死んでしまったと言われました.
あるお店がなくなったことによってね.

そのあるお店は札幌のメイド喫茶史上でも最高クラスの正統派といえるお店でした.
しかし厳密にはクラシックスタイルというものではなく,メイドさんの居る喫茶店というピュアで最もシンプルなコンセプトのお店でありました.

よって正統派という意味では決して目新しいわけではない.むしろ僕が考えるクラシックスタイルというのは,例えば池袋のワンダーパーラーだったり、秋葉原のシャッツキステ,大須のMs Melodyのようなメイド喫茶でありました.

つまり…LIRのように札幌においてここまでクラシックスタイルを追求しようというメイド喫茶はかつて例を見たことがないのである.

とはいっても…本当の意味でクラシックスタイルを追求するにはまだ少し物足りないところもある.例えば内装とかね.業態上これは仕方ないのだと思うんですが,先に挙げたような本州のクラシックメイドスタイルのコンセプト喫茶というのは,驚くほどテーマ性が統一されている.

しかし,それ以外の要素に関しては・・・かなり完成されつつある形だったと思った.
というよりも,この札幌であそこまで出来てれば,今は十分…それが僕の率直な感想.

僕はめったに自分からメイドさんに話しかけることはしません.これは現役時代からですね.とにかくシャイなんです…自分で言うのもなんですけど(-_-;)

でも,今回は自分から「どうしてこのスタイルでメイド喫茶やろうと思ったのですか?」 と聞いてしまいました.

それを目の当たりにして聞かずには居られなかったからです.
でも,聞いてよかったですよ.

店長のメイドに対する愛がすでにぜんぜん違う.
これは本当にメイドが好きじゃないと絶対にできないスタイルなんです.
僕にはその愛がわかるんです.自分も生粋のメイドスキーだから…

だから,正直感動しました.

僕は元々メイドが好きだったところに正統派のメイド喫茶というものを体験したことをきっかけに,メイド喫茶というものが好きになったような感じだったのでね.

僕の中で最もピンと来るメイド喫茶ってこういう正統派のお店なんです.
そもそもいまも正統派って言葉が使われているのかな?もう死語かな? 笑

もちろん,色々な形があってもいいと思っているので,それじゃなきゃ絶対にダメってこともありませんけど.

店長さんのお話を色々聞いていて,僕はすごく共感しました.具体的なことはここでは明言を避けておこうとおもいますが,1つだけご紹介したいと思います.

店長さんは森薫の漫画作品「エマ」がお好きだそうです.「エマ」はいい作品です.
メイドが本当に好きなひとにとっては惚れ込む要素たっぷりです.

店長さんは「最近の方ってエマ知らないんですよね…」って言ってたんです.

これとは少し違った観点になるかもしれませんけど・・・もしかして最近の人達ってあんまりメイドってところにこだわりないのかなーって思ったりするんです.

僕もたまにあちこちのお店行くんですけど,最近の方たちって多分メイドが好きなんじゃなくて,メイド喫茶が好きなんですよね.メイド好きな人とメイド喫茶が好きな人は,僕から見ると全く違います.

このあたりは持論を語るととても長くなるので割愛しますけど,メイド喫茶が好きな人はメイドが好きなわけでは多分ありません.今やメイドさんというのは,かわいいウェイトレスであり,アイドルのようなものなのです.

そういう意味で,僕はメイドそのものが好きな人だから,今のメイド喫茶にメイドを求めていないところがあります.では,何を求めているか?と言われれば多分コミュニケーションなんだと思います.

メイド喫茶というのは多分コミュニケーションの場なんです.

少なくとも札幌のメイド喫茶はほぼすべてこの型にハマるのではないでしょうか.
まあ・・・そのほうが確実に楽しいんですよね,中の人も,外の人も.
それもいいと思います.

その中で,札幌においてLIRのようなメイド好きをどストレートに狙ったコンセプトを打ち出してくるってのは僕の中では驚きでした.だって…今,根っからのメイドスキー(メイド好きな人達の事)ってどんくらい居るのかな?


そうですね…LIRの店長さんとはまた色々とメイドのお話がしたいです.
あんなにメイドについて熱く語れる方とても久しぶりでした.
だから,僕は昔を思い出すようで…久々にとても楽しかったのです!


長くなってきたのでこのあたりで終わりたいと思います.

もし札幌に住んでいて世代的に正統派のメイド喫茶ってジャンルを知らない人が居るなら…一度LIRに行ってみたらいいと思います.どんなもんかは行ってみないとわからないです.多分,本当にメイドが好きなら気に入ると思います.




とにかく細部までしっかりとしたこだわりを感じることができました.
僕が今でも現役でブログを更新してたのならば,きっと猛烈にプッシュしていた事でしょう.かつて僕のブログを愛読してくれていたみんなにも教えてあげたいなあ…



P.S.
あ…隠居の僕が最近よく行くまた違ったコンセプトのカフェをもう一つご紹介します.

Cafe Piece(http://ameblo.jp/cafe-piece/

ここは通常は,メイドと男装のギャルソン…つまり,女性スタッフだけで構成されているコンセプトカフェになります.Pieceはチェスの駒の意味で,それぞれクイーンとキングをモチーフにしているのだとか.

札幌には珍しいオープンスタイルなので,通りすがりの人達にすごく見られてしまう…という恥ずかしさ(?)は最初あるのですが,
(実は…シャイな僕も当初2回ぐらい通り過ぎた!今だから言っちゃうけどw)

でも,実際1度慣れちゃうと,全く気にならないです.(不思議なほどね)

Cafe Pieceの魅力を語るにはあまりに書くスペースが足りないのですが,とてもポテンシャルが高いということです.具体的には「コスプレ好きな女性だけで構成されている事」です.

歴史的にはメイド喫茶とコスプレ業界は非常に関わりが深いことはよく知られていますし,例えば僕が昔からずっと大ファンを公言しているほどに好きな秋葉原の「カフェ・メイリッシュ」だと昼はメイド,夜はコスプレといったようなお店もあります.

あのお店は昔から店内企画型イベントが非常に評判を呼んでいますが,全国のメイド・コスプレカフェに多大な影響を与えているお店の一つであると思っています.

札幌にも昔はこういう企画型イベントに特化したお店もありましたが,最近は少なくなってきたかな…という感じがしまして,そんな中でうちはメイド・ギャルソンだけじゃねえんですよ!って感じがするところが,僕がCafe Pieceに期待してるところだったりします.密かにね!


僕のメイド・コスプレカフェにおけるストライクゾーンはとてもわかりやすいものです.


・正統派のメイド喫茶
・コスプレイベントに強いメイド喫茶


そうね…僕は9年前からなんも変わっちゃいないってことだね!

ここまで言えば,あの頃を共に生きた同志ならきっとわかってくれるでしょ?
僕が今あえて,何を言いたいかってこと.
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